福山雅治が1歳上と最近気づいた悩めるアラフォー、本好きボウズの読感独白


by bouzujin

カテゴリ:人( 14 )

読書録18

24 完本 美空ひばり  竹中労

昭和を象徴する大歌手 美空ひばり を濃密な距離感から書いたノンフィクション。

著者はこの本で稼いだ金のほとんどを、美空ひばりに ジャズを歌って欲しい一心から
買い集め、送ったレコード代に遣う。

彼女いうところの『大衆のための芸能』に、親子して身も心も費やした人生。
本当に ものすごい才能を、結果、芸能のためだけに研鑽し続けた人生だったんだろうなと。

世代的に、正直ほとんど知らないですが、 聞きたくなりました。この人の歌。
東京ドームでのコンサートで(コンサートとして使うには音響的に厳しいことで知られる)圧倒的な存在感を見せたのはこの人だけらしい。

竹中さんの文体、ベタッとはしていない中でも、個人への絶対的な愛情を感じる。キライじゃないです。 この人の原体験は 戦争中の横浜大空襲一夜明けた焼け野原だと。その匂いも含めて。
 
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by bouzujin | 2010-03-22 11:04 |

読書録16 

23 ファイティング寿限無  立川談四楼

自称 落語もできる小説家 立川談四楼さんによる 主人公である落語家が己に付加価値をつける意味で始めたボクシングで世界タイトルを目指す過程を書いた小説。設定がうまくいきすぎの感もあるけれど、さすが落語家、文章のリズムがいい、面白い。笑える、泣ける、泣ける。

落語への愛情、そして自身の師匠である立川談志さんへのへの敬愛に満ち満ちた文章。
あっという間に読んでしまいました。 人情モノ好きな人、おすすめ。

読書ペースが落ちてるな。 自分の読書ポイントはテーマ設定。
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by bouzujin | 2010-03-22 00:34 |

読書録14

21 『3分間日記』 今村暁

自分の感性(したい・やりたい)に気づき・そこを強化すること。強化するツールとしての日記。

強化するためには別に大げさな目標じゃなくてもいいので、どんどん書くこと。

確かに、心が固まってるときって 単純なしたいがでてこないもんな。
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by bouzujin | 2010-03-01 09:10 |

読書録13

20 『多読術』 松岡正剛

岡田准一 に こうなりたいオヤジ と言わしめた編集人(あえて肩書き作るなら)松岡正剛さんの
読書術。

しいて一言にまとめるなら、 本はどう読んだって いいんだよ。そんな肩肘張らず、かくあるべしという形もなく。 ということですかね。 但し、読書をする という事をここまで細かく、且つ多面的な視点で考えることができるのも、ものすごい読書量と試行錯誤しているからこそ。

読書の基本スタンス、わからないから読む。例えば図書館に行く、そういう場にいるという行為からして読書である。等々読書に関するいくつものいくつもの、『なるほど』

本当に読書が日常になってるんですね。時間の作り方はシンプル。極力寝ないようにすること だと。  
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by bouzujin | 2010-03-01 08:36 |

FRaU 10月号

久々にブログアップということで 軽い?話題を

FRaU 10月号 『力のある、顔』

表紙の ゴクミ がものすごい!!!
完璧!というような 顔。

意志が顔をつくる。と思うが、別次元。

男女問わず 美しいもの好きの人は是非。是非。是非!

何でだかとは思うんだけど 昔から 時々女性誌を読んでます。

いわゆるゴシップ系を除いて。

STORY の清原奥さんもどんどんオーラが出てきてるね。
見られるって事で磨かれるんですね。

ダンナは 昔からどうも好きになれないけど。多分あの純粋さ?(といってみるが)が個人的に消化できないんですね。
いい大人だろ と思ってしまいます。当然清原は私のこと知りませんが。
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by bouzujin | 2009-09-13 22:38 |
三井物産で代表取締役を務め、しばらくの隠居生活の後78歳!にて国鉄総裁になった 石田禮助氏の人物伝。

この爺さん、非常に気持ちがいいです。

自身を マンキー(山猿)と評し、誰もがやりたがらなかった国鉄総裁を「パブリック・サービス」世のために尽くす仕事として引き受けた。(報酬は年に1本のウィスキーでいいと)

公共の仕事をする人とはどうあるべきか?選挙前に是非読んで欲しい本。

15年くらい前に?読んだ本だけど 選挙とか関係なく、ときおり読んでます。冒頭にも書いたけど、この人が本当に魅力ある。自分の仕事の20%でもこうありたいものだ思っています。

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「粗にして野だが卑ではない」 石田禮助の生涯  城山三郎著 
文春文庫 420円(税込み)
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by bouzujin | 2009-08-24 09:35 |
良くも悪くも50年間にもわたり、人々の関心を集め続けてきた石原慎太郎をひも解く本。
(こんなに注目されるのはあと長嶋茂雄だけだったと著者)

キーワードは『無意識過剰』

私のスタンスは敢えて書かないけど、ルーツも含めて様々な側面を知るにはいい本。
単純に面白い。

改めて政治家はその選択者を写す鏡ということで。
選挙も近いしね。

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『誰も書けなかった石原慎太郎』 佐野眞一著
講談社文庫  943円(税別)

タイトルは内容に対し、チープな感あり。
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by bouzujin | 2009-08-14 00:26 |
ひと言、ぐいぐいひきつけられる本。面白い!
戦後の高度成長の鍵が満州にあるのではという視点から、阿片王と呼ばれ、満州におけるアヘン密売を一手に掌握していた人物、里見甫(さとみ はじめ)の生涯を掘り起こした本。そもそも、その仮説が新鮮。また取り上げた人物も人物。スケールでか過ぎ、つかみどころ無さ過ぎ!戦後の政府中枢メンバーもぞろぞろ出てくる。

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著者の取材量が相変わらず半端無い。巻末の主要参考文献一覧見ると頭下がります。
個人的に(意見は常に個人的だけど) この他にも佐野さんの書く人物伝はかなり好き。

『阿片王』満州の夜と霧  佐野眞一著
新潮文庫 781円(税別)
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by bouzujin | 2009-08-13 01:04 |
肩肘はって ちょっと疲れたときにおすすめの本。

志ん生さん、私生活でたらめです。というーか酒・酒・酒。
ただしなんだか楽しげな酒ですが。

大横綱双葉山との飲み比べや 東京大空襲の中 銀座で酒瓶もって寝込んでしまった話、敗戦後の満州で自殺を図り酒甕に飛び込んだ話等々。めちゃくちゃです。
でもこの人、芸にはほんと-に真剣。一流の人は自分の本分に対しやっぱり努力している。
そしてこの本、でたらめながらも最後にはホロリとさせられる。さすが稀代の落語家。

大好きな本です。
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『なめくじ艦隊』志ん生半生記 古今亭志ん生
ちくま文庫 660円(税別)

これとは別に 「びんぼう自慢」という本もありますが 家族いわく 貧乏は家族だけ。お父さんが、全部使っちゃたんだから   と。
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by bouzujin | 2009-07-23 00:18 |
『プロレスラー最強神話』 がなぜ生み出されたか?同世代+少し上の人なら記憶に残る、世紀の凡戦と酷評された『モハメド・アリvs猪木』戦のリアルとその後日本格闘技にもたらす影響を考えさせられる実に興味深い本。 プロレス本というとコテコテの内容をイメージするかもしれないが、淡々と著者にとっての取材事実を重ねている。プロレスファンでなくとも、是非!秀逸。

猪木はやっぱりすごいけど、同じ組織にいると つらいな。。
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by bouzujin | 2009-07-19 01:54 |