福山雅治が1歳上と最近気づいた悩めるアラフォー、本好きボウズの読感独白


by bouzujin

読書録18

24 完本 美空ひばり  竹中労

昭和を象徴する大歌手 美空ひばり を濃密な距離感から書いたノンフィクション。

著者はこの本で稼いだ金のほとんどを、美空ひばりに ジャズを歌って欲しい一心から
買い集め、送ったレコード代に遣う。

彼女いうところの『大衆のための芸能』に、親子して身も心も費やした人生。
本当に ものすごい才能を、結果、芸能のためだけに研鑽し続けた人生だったんだろうなと。

世代的に、正直ほとんど知らないですが、 聞きたくなりました。この人の歌。
東京ドームでのコンサートで(コンサートとして使うには音響的に厳しいことで知られる)圧倒的な存在感を見せたのはこの人だけらしい。

竹中さんの文体、ベタッとはしていない中でも、個人への絶対的な愛情を感じる。キライじゃないです。 この人の原体験は 戦争中の横浜大空襲一夜明けた焼け野原だと。その匂いも含めて。
 
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by bouzujin | 2010-03-22 11:04 |